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危険がいっぱい!高齢者の転倒には予防と悪化防止が大切です
2019年08月06日


むかしから『備えあれば憂いなし』『転ばぬ先の杖』ということわざがあるように、高齢者の転倒には“転ばない”予防がもっとも重要になることを皆さんはご存知のはずです。
でも加齢に伴う身体機能の衰えと判断力や注意力の低下を防ぐことは難しく、高齢者の転倒防止は難しいとも言われています。
なぜなら高齢者の約3分の1に年1回、介護施設利用者の約2分の1に年1回の転倒があると言われているからです。つまり高齢者に常に転倒という危険が伴います。だから転倒しても次に“転ばない”予防も重要になっています。
ここでは高齢者の転倒の現状とその予防策を紹介し、皆さんの“転ばない”暮らしを応援します。

<救急車の出動が増加>
全国的に高齢者が救急車で医療機関へ搬送される数が増えています。これが川崎市の場合、5年間で3万人以上も増えていると報告されています。(図1)原因は急速に増加する65歳以上の高齢者数です。
でも高齢者の皆さんは、日頃から病気やケガにならないように気をつけて努力しているはずです。ではこれ以上どうすれば、健康の維持ができケガをしないで済むのでしょうか。次に紹介するのは、皆さんでも防げる可能性が見込まれる救急搬送の事故原因について紹介します。

<救急車で搬送される8割は転倒>
家族が出掛けるとき、「転ばないように注意してね」と言われたことのない高齢者の方が少ないはずです。
そのくらい“転ぶ”という事故は高齢者に多い特長をもっています。この転倒事故は高齢者の場合、骨折などに繋がる可能性が高く治療後の療養生活が長くなり身体機能の衰えに繋がると考えられています。
だから家族は、皆さんのことが心配なので必ずこのような声がけをするのです。
現在、高齢者が搬送される9割を転倒と転落が占めていることはご存知でしょうか。これは東京消防庁の調査で、“転ぶ”が81.1%“、”落ちる“が10.7%との結果が出ています。他にも注意する事故はありますが、とにかく高齢者の転倒事故は多いのです。(図2)
でも高齢者の皆さんは転ばないように注意して暮らしているはずです。やっぱり“転ぶ”はどうしたら防げるのでしょうか。

<転倒すると要介護者になる>
高齢者が転倒すると骨折する可能性が高いと言われています。この原因は骨粗しょう症によって骨が脆くなっているからだと考えられています。つまり転倒による骨折は男性よりも女性の方に多いと言われる理由です。しかし長い間体を支えてきた骨ですから、男性でも転倒すると骨折になるので注意が必要です。
そこで高齢社会白書によると介護になる理由として、1位認知症、2位脳血管障害(脳卒中など)、3位衰弱、4位転倒・骨折、5位間接疾患になっています。(図3)この結果から介護状態になる原因として“転ぶ”は上位になっており、でも自分自身で予防できる唯一の事故になります。
やはり家族に心配する『転ばないように注意してね』はとっても大切な言葉です。

<高齢者が転倒する場所>
ここまでの説明のなかで高齢者の転倒は多いということがわかったはずです。でも以外とわかっていないのが転倒する場所ではないでしょうか。
その場所とは高齢社会白書の高齢者事故発生場所によると自宅が8割近くを占め屋外より危険な場所だということがわかります。
その理由として自宅は暮らし慣れているという油断から、“転ぶ”場所という注意力が低下してしまうと考えられています。
そして自宅のどこで“転ぶ”のかは、1位居室、2位階段、3位台所・食堂、4位玄関、5位洗面所、6位風呂場、7位廊下、8位トイレとなっています。自宅のなかで居る時間の長いところともっとも危険な階段が上位に入っています。つまり油断は大敵ということです。

<転倒しないために>
さあ皆さん、ここまでくれば転倒防止でもっとも重要なことはわかったはずです。
高齢者が“転ばない”ためにすることは自宅でも油断はしないことです。当然ですが屋外でも同じことです。
せっかく病気やケガにならないように野外でウォーキングや散歩などをしても、自宅で油断して転んでしまうと元も子もないです。
さらに自宅で危険な場所を注意しても、いま置いた買い物袋に足を引っかけたり部屋の整理が出来ていないから足をひっかけたり、とにかく油断大敵であることは明白です。
あと転倒は高齢者に多いので1回転んだら、次に転ばないようにケアマネジャーさんや訪問医療マッサージの担当者などに対策を相談することも大切です。
是非“転ばない”ようにいつも注意を心がけるようにしてください。

<まとめ>
高齢者の転倒に関する健康番組は、病気などの予防や症状発見の番組に比べたら少ないと感じています。確かに病気に関する情報も重要ですが、一番身近な“転ぶ”ことへの注意はもっと重要ではないでしょうか。なぜなら自分自身の油断が原因だからです。
油断しない場所は特に自宅です。これを忘れないで頂くことで、転送事故が少なくなることを願っています。

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