ここ最近の健康ブームから、50〜70代の人たちが運動と健康管理をするようになりました。
これは、2025年問題に対して良い傾向になっています。
高齢化社会が進むなかで中高年層の健康意識向上は、重要なことです。
その実態調査が元オリンピック金メダリスト鈴木大地長官のスポース庁が、状況報告をしています。
今後のみなさんが選ぶ運動の参考にと、そのデータの結果を紹介します。
<人気の高い有酸素運動はウォーキング>
いま、健康のことを考えて運動やスポーツを定期的に行っていますか。
もしかして、運動不足で体に溜まったエネルギーを放出していないことはないですよね。
運動不足は、肥満や生活習慣病などの原因になるため良くないことです。
こんなこと、話さなくてもわかっていると思います。
そこで、みなさんが実行している有酸素運動のなかから、1番人気の高い運動をスポーツ庁が調査し発表していますので紹介します。
右下の表は、スポーツ庁が発表している世論調査の結果をまとめたものです。
ここでわかることは、50〜70代の男女共に圧倒的な人気をもっているのが、『ウォーキング』です。
理由は、費用もかからず簡単に取り組める運動だからといわれています。
そのほかに男性の場合、『階段昇降』『ゴルフ』『サイクリング』なども人気があるようです。
また女性の場合、『エアロビクス』『体操』など友達同士で参加できる運動が好まれているようです。
ここでウォーキングするときの知識として、散歩のようにゆっくり歩くのではなく歩幅を大きめにして息が少し荒くなるのが良いようです。
簡単にできる有酸素運動として『ウォーキング』に人気が集中しています。
<運動する理由は「健康」>
いま高齢化社会が進み、日中から中高年層の人たちがウォーキングやランニングなどをしているところを見かけます。
みなさん、健康ブームによって頑張っている60代や70代の人たちです。
この人たちの運動を始めた理由は、1位『健康のため』、2位『体力増進と維持』、3位『運動不足を感じる』となっています。
きっとこのような運動によって、肥満や生活習慣病などの予防につながるのではないか考えられています。
<運動したくない理由は「面倒くさい」>
実はスポーツ庁が発表している運動やスポーツの世論調査で、体を動かすことに抵抗をもっている人たちがいます。
つまり運動不足になっている中高年層の人たちです。
加齢や仕事からの引退などの影響から、家に引きこもる人たちがいます。
この人たちの運動しない理由は、50代で『仕事と家事で忙しい』、60代と70代で『面倒だから』です。
今後、この人たちは糖尿病や心疾患などの後遺症で苦しんだり、用事で出掛けるときに足腰が弱くなっていることから転倒や傷害などの危険性が高まると考えられています。
さらに、体を動かすことが面倒な人たちは、いざ介護を受けるときに筋肉などの低下から回復に時間を要することが予想されています。
もし要介護者になったときは、ケアマネジャーさんや訪問医療マッサージなどの担当者に、歩行ができなくならないように相談してください。
まずは運動する意識をつけるために。簡単にできる『ウォーキング』はおすすめになります。
<高齢者に多い新型栄養失調の予防>
どこかでサルコペニアという言葉を聞いたことが、ある人がいるのではないでしょうか。
サルコペニアは、むかしから考えられてきた老化現象のことで、高齢になり動く力がなくなり、それとともに筋力が低下し、さらに筋肉量が減少することです。
日本ではサルコペニアが浸透しなかったことから、新型栄養失調と呼ばれています。
これも加齢による衰弱や転倒などに関係していると考えられています。
いま中高年素には、運動と栄養バランスのよい生活が求められています。
<神奈川県多摩区のウォーキングスポット>
おすすめは、『生田緑地公園のkmコースです』、小田急線向ヶ丘遊園駅から徒歩13分と多摩川土手コースです。
一度、晴天のときに見学に行ってください。