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<あなたは健康に関する情報を信じますか?それとも慎重派ですか>
2018年10月16日


毎日、あなたは、健康や病気をテーマにした番組を観ますか。それとも、健康食品やサプリメントの通販番組を観ますか。

そして、その番組を観たあとに、すぐにスーパーへ食材を買いにいきますか。また、すぐに通販へ注文しますか。

確かに健康は大事なものです。しかし、健康番組や通販番組の言っていることすべてが正しいとは限りません、逆に健康によくないこともあります。

ここでは、このような健康や病気に関して敏感に反応するフードファシズムと神奈川県川崎市が取り組んでいる正しい食生活を教育する食育推進について解説します。

<なぜ健康に関する過大広告が多いのか>
普段、みなさんは、「これを食べると○○にいい」という身体によい情報と、「これを食べると○○に悪い」という身体に悪い情報、この2つのことばを頻繁に聞きませんか。

このような現象は、日本の食品会社・健康食品会社・商社などが自分の商品を売るために、以前は「おいしいもの」と宣伝し、いまは「健康」や「病気」を宣伝にしていることが大きく影響していると専門家は分析しています。

戦後直後の日本人は飢餓と貧困に苦しめられ、食べ物へ欲求が強かったのです。それが、いまのように国内で生産されたもの、海外から輸入されたもの、とりあえず日本には余るほどの食べ物があるのです。この余裕が食品業界の過当競争になり、「健康」や「病気」というだれにでも受け入れやすい言葉を広告に使ったのです。

ここで大変危険になるのが、マスメディアが番組などを制作するときに必要となる資金を、食品関連会社が負担していることです。だから「健康」や「病気」をテーマにするテレビ番組などは、ある商品に偏りが生じます。


<フードファシズムとは>
フードファシズムとは、食べ物に含まれている栄養素などが、身体によい影響を与えると過大評価すること、逆に身体に悪い影響を与えると過大評価をすることです。これらの大半は、科学的根拠にもとづいた証明がなく、「これを食べると○○になります」「これを食べると病気になります」と、商品を売るために無責任な宣伝を流します。しかし、フードファシズムを鵜呑みにして
健康によいといわれる食品をすぐに購入する人がいることも事実です。

あなたのまわりに、「タマネギを食べると血糖値が下がるのよ、お昼の○○番組で○○さんが言ってたの、本当らしいわよ」、「葉酸は認知症と動脈硬化の予防にいいんだって、△△番組は視聴率が高いから、信頼できるのよ」、こんな方がいませんか。

でも、このような健康ブームになんの疑いもなく素直に信じる人がいるから、食品の需要と供給が成立しているのかも知れません。ある哲学者は、この手口をオレオレ詐欺と同じであるといっています

<健康に一番効果的な方法>
2007年1月に、納豆品切れ騒動がありました。これは、ある健康娯楽番組で「1日2パックの納豆を朝晩よくかき混ぜて20分放置して食べると痩せます」と放送したことが原因です。その後、これを流した番組が間違った報道をしましたと謝罪したのです。こんなことが、簡単にできてよいのでしょうか。

もし痩せるのであれば、1日3回のバランスのよい食事、十分な睡眠、適度な運動で痩せるのが一番効果的な方法であります。しかし、食生活が乱れ、睡眠不足、運動不足の3つが揃っているのに、なにか簡単に痩せられる方法がないのかと考えることが間違えなのです。だからフードファシズムに影響されてしまうのです。

健康に過ごすための一番の近道は、栄養、休養、運動の3つになります。崩れたバランスは1つの食材で矯正することができません。


<川崎市の食育推進>
現在、政府は農林水産省を中心に食育基本法にもとづき、食育推進計画を実施しています。神奈川県川崎市もこの計画にもとづいて食育を市内で推進しております。
川崎市の食育推進の基本方針は、「若い世代から高齢世代までの全てのライフステージに応じた食育の推進、地域で の取組を通した食育及び地域包括ケアシステムの推進により、心身の健康の増進と 豊かな人間形成を目指します」になっています。

ここで川崎市が食育推進のために集めたアンケートを紹介します。
下記の表より70歳以上の男性と女性では1日3回の食事をする人が半分いるのに対して、なんと60〜69歳の男性と女性では1日3回の食事をする人は3割以下なのです。これでは高齢になっても、健康生活をフードファシズムに影響されても仕方がないのかも知れませんね。

※図の参照元
性・年齢別の主食、主菜、副菜をそろえた食事の回数(アンケートより)
「平成27年川崎市食育の現状と意識に関する調査」より

川崎市多摩区では食育推進計画にもとづき、平成26年度に区内市立中学校4校を中心に「思春期の食育」をテーマに活動しました。また川崎市では、食生活改善推進員養成教室、食育キャンペーン、農業フォーラムなどで食育推進を進めています。これらは地域包括の活動に取り組まれています。もし興味のある方は、ケアマネジャーさんや訪問医療マッサージの担当者などに相談してください。


<健康の基本は、普通の生活です>
つい健康にいいとか、病気の予防になるからと噂話を聞くと、その流行にはまってしまう人がいます。でも冷静になって検証してみてください。

「納豆がいい」、「葉酸がいい」、「ヨーグルトがいい」といわれてきましたが、がん・心筋梗塞・脳卒中・糖尿病・高血圧などの病気が減少していますか。かえって増加しています。実は、健康ブームなどと関係がないところに本当の健康があるのではないでしょうか。

フードファシズムを研究している群馬大学の先生が健康の基本について、栄養・休養・運動の3本柱がバランスよくなっていることですといっています。これが基本中の基本ではないでしょうか。


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