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「オレオレ詐欺」に騙されない!いつも来る介護サービスの人に相談しましょう
2018年08月21日


そもそも「わたしは「オレオレ詐欺」などに騙されない」と思っていませんか。
いま、この過信が危ない時代になっています。
みなさん、ご存知だったでしょうか。

そのためでしょう、NHK総合テレビでは「ストップ詐欺被害」というコーナーで、
毎日啓蒙活動をしています。
それだけ詐欺師の手口がどんどん巧妙になっているからです。
いつ、だれが被害者になっておかしくない状況です。

もしかして、もう「オレオレ詐欺」に騙されているかもしれません。

いままで一生懸命に働いて貯めてきた預金。
お子さんやお孫さんにプレゼントをするための大切なお金。
医療や介護を受けるための費用。
暮らしていくためのお金。

これらが詐欺師のお金になってしまうのです。
そして詐欺師が逮捕されても、お金はもどってこないのが一般的です。

だから、「オレオレ詐欺」に騙されないために、いまの被害状況をいろいろ知識として得ることが大事なことになります。
ここでは、全国の「オレオレ詐欺」被害状況、年齢や性別での被害状況、被害者にならないための対策、これらについてご紹介します。


『全国の「オレオレ詐欺」被害状況』

平成29年の「オレオレ詐欺」による被害総額が394億円、被害件数が18,212件であります。
この金額には驚かされます。(図1、図2を参照)
なぜなら、それなりに社名が知れた企業の売り上げと同じくらいだからです。
詐欺師にとって「オレオレ詐欺」の市場は、美味しいものになっています。

ちなみに被害総額のピークは平成26年の567億円、被害件数が平成20年の20,481件になります。
最近の「オレオレ詐欺」による1件あたりの被害金額が増えていることがわかります。

つまり「オレオレ詐欺」の被害件数が10年前にもどりつつあり、そしていつでも被害総額が増加する可能性があるということです。

こんな時代だけれど、絶対に「オレオレ詐欺」の被害者にならないようにしてください。


『いままで「オレオレ詐欺」に騙されたのは、どんな人ですか?』

「オレオレ詐欺」の被害者とは男性と女性のどちらに多いでしょうか。またどの年代の人に多いでしょうか。ここでは、平成29年に発生した神奈川県の被害状況をもとに検討してみました。

「オレオレ詐欺」の被害者になるのは、圧倒的に女性が多いようです。(図3より)
それも70代と80代に偏っています。
これは神奈川だけでなく、全国でも同じ傾向になっています。

なぜ、このような傾向になるのでしょうか。
東洋経済の対策マニュアルには、自宅で電話を受けるのは女性であり、いままで家族におきた多くのトラブルを主婦として解決してきたという自信があり、ここに詐欺師たちが上手な話術をつかって騙していくと書かれています。

どうでしょうか、みなさん、
お子さんや家族の金銭的なトラブルに関して、いままで「わたしが何とかしないと」という心理が強く働いてきた経験をたくさんもっていませんか。

つまり詐欺師たちは、いままで築き上げてきた家族の危機を利用して、この家族思いの心理を利用してくるのです。

このように考えると、70代と80代でがんばる女性がターゲットになる理由が理解できます。


『わたしは「オレオレ詐欺」に騙されないが、間違えのもと!』

警察庁は、「オレオレ詐欺」の被害にあった人に対して防犯調査をしています。

その結果から、「オレオレ詐欺」にあった人は「わたしは騙されない、そんな詐欺など簡単に見破れる」と考え防犯意識をしていなかった人が8割もいたのです。(図4参照:全くない+ほとんどないを合計すると82%)

「オレオレ詐欺」の話術に引っ掛かると、ほとんどの人が詐欺師の話す内容を信じていることになります。

つまり防犯対策とは、「わたしは、しっかりしているから騙されない」ではないのです。
「わたしは騙させてしまうから」、常日ごろから4〜5名の知り合いに相談や連絡ができるようにしておくのです。それも家族以外の人が得策かと考えられます。

それは詐欺師が息子さんやお孫さんなどの家族を利用するケースが多いからです。

まずは「わたしが詐欺に騙されることはありません」をやめましょう!


『「オレオレ詐欺」のセリフは、こんなの言葉から』

「オレオレ詐欺」が使うセリフは、いまやだれでもが知っている言葉になりました。
その代表的なセルフを並べてみました。

このほとんどが、NHKの「ストップ詐欺被害」に登場するし、警察のポスターにも書かれています。

でも騙されてしまうのです。

ここでは「わたしは騙されない」から「わたしは騙される」へと方向転換をして、これらのセリフを読んでください。

詐欺師は役者です。
話術は、あなたよりプロなのです。

こんなセルフを聞いたら、4〜5名の相談者に連絡しましょう!

・オレだけど・・
・携帯電話を落とした(壊れた)ので、新しい電話番号を教える
・カゼを引いて、のどの調子が悪い
・○警察署の○という者です
・銀行協会の者です。詐欺事件の関係で警察と協力しています
・あなたの口座が(詐欺事件に)悪用されていることがわかった
・新しいキャッシュカードに変更するため、銀行協会の職員が自宅に取りに行きます
・キャッシュカードを預けてほしい
・手続に必要なので暗証番号を教えてほしい


『「オレオレ詐欺」の対策』

ここまで「オレオレ詐欺」の特徴について書いてきましたので、対策マニュアルがすぐにできるはずです。

まず、「わたしは「オレオレ詐欺」に騙されない」ではなく、「わたしは「オレオレ詐欺」に騙されるから、金銭が発生するような連絡がきたときは、必ず4〜5名の知人に相談します」が、対策になります。

この4〜5名の相談者については、もっと多くの相談者を設定してもいいのです。

たとえば、自宅に定期的に来るケアマネジャーさん、週に1〜2回来るリハビリの先生、訪問介護の介護士さん、近所の○○さん、銀行の窓口に座っている人など、息子さんや娘さんなどの近親者以外に相談や連絡ができるようにするのです。

詐欺師は、いろいろな手口を日々考えて騙してきます。
60歳以上になったら「オレオレ詐欺」にあわないように、いつもとは違う内容の電話があったときに相談する人をたくさん設定しましょう。

あなたが孤独になったとき、詐欺師はチャンスだと考えます。

「オレオレ詐欺」で、大切なお金を奪われないようにしましょう。


『まとめ』

「オレオレ詐欺」のことを調査していくと、騙される人の特徴として「わたしは騙されない」という一般的な考え方をしている人に辿り着きました。

これなら400〜500億円の詐欺事件が、普通の商売のように行われている意味がわかります。
過去10年の被害総額を合計すると3,000億円以上になります。

もしかすると被害総額が、いつか1兆円を超えるかもしれません。
でも被害者には、なんの利息も金利もつきません。
ただ騙された悔しくて虚しい心しか残りません。

だから詐欺師に対抗するために、多くの相談者をつくりましょう。
みんなが詐欺にあわないようにすれば、詐欺師は犯罪ができなくなります。

高齢者が暮らしやすい街をつくりましょう。

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