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【ケアプランが有料になるって本当ですか?その内容とは】
2018年07月17日

突然ですが!
いま、身内のなかで介護サービスを受けてられている方がいませんか。
もし介護を受けている方がいましたら、デイサービスやショートステイなどに毎月いくらぐらい支払っていますか。

だいたい1〜3万円、それとも10万円以上だったりして。
これって、けっこうな負担金額になっていますよね。
それに生活費をかなり切り詰めないとだめな方にとっては、ちょっときつくなります。
実に介護とは、お金が掛かるものです。


介護保険制度がスタートしたのは、2000年になります。
このとき政府は介護利用者の負担率を1割として、これを15年間続けると約束しました。
実際に政府は、この約束を守ってくれました。

それから15年後に政府は、一部の介護利用者について負担率を2割と3割に改正したのです。
このとき国民は介護保険の利用費がアップすることに、大きな不満をもったのです。
でも政府は15年間の約束を果たしたことにより、収入源が年金だけの方に負担をさせるようにしました。

そして利用者本人と家族の方は、この値上げを目の当たりにしたとき、大きなショックを受けたはずです。

それも2015年と2018年と、わずか3年間のなかで2回も改定しました。
いくら国家財政が火の車とあっても、政府の改定スピードが速すぎではないでしょうか。

さらに衝撃的なことが、2018年6月1日に起こりました。
それは政府が「利用者負担が無料だったケアプランを有料化にする」案を、これから本格的に検討し2020年の通常国会には提案することを発表したのです。

おいおい、まだ3割負担がスタートしていないのに慌てすぎではありませんか。
もう少し国民の気持ちを政府に考えてほしいと、だれも感じたニュースでありました。

ここでは、2020年に国会に提案するであろう「ケアプランの有料化」について、いま時点でわかっていることを解説します。

<ケアプランの有料化とは>

みなさんが介護サービスを受けるとき、ケアマネジャーさんが自宅に訪問することはよく知っているはずです。

このときケアマネジャーさんが、デイサービスや訪問介護など利用するためのケアプランをもってきます。それには1ヶ月のスケジュールや介護プランなどが書かれています。これをケアマネジャーさんが説明してくれます。それからケアプランへの同意に、みなさんがサインします。
このケアマネジャーさんとの面談には、約1時間かかりますよね。

ここでケアマネジャーさんからケアプランの作成料金や説明に対して、請求されないことに気がつきましたか。
なんでデイサービスや訪問介護などから利用料を請求されるのに、どうしてケアマネジャーさんだけ請求してこないのだろう。
ちょっと疑問になりますね。

でもケアマネジャーさんにこの利用料金を尋ねると、無料ですからと答えが返ってきます。
ということは、ただなのか?
普通は、このように考える方が多いはずです。

実はこのときケアマネジャーさんは、みなさんに請求をせずに介護保険報酬として国民健康保険事務所に請求をしているのです。
つまりケアマネジャーさんの利用料金は、みなさんへ負担をかけることなく全額介護報酬として支払われているのです

この報酬が、利用者あたり全国平均14,000円になっています。

今回、政府が提案しているケアプランの有料化とは、この全額のなかから1割だけ利用者負担にしようという話しなのです。
いままで、ケアマネジャーさんへの支払いは、すべて介護保険から支払われていたことになります。

このようなことから、無料という言葉はあまり相応しくないのかも知れません。

しかし1割負担は、利用者本人と家族にとっては経済的負担を伴うことになるのです。そこでちょっと待ってとなるのが当然です。


<いつからケアプランの有料化がはじまるのか>

2018年6月に政府は、ケアプランの有料化をこれから本格的に検討することと2年後の通常国会にこの案件を提出することを発表したのです。

通常国会は、毎年1月〜6月まで実施される法律で決められたものなのです。
このなかで、1月〜3月までは次年度の予算を決めるための期間として使われます。
つまりケアプランの有料化について、通常国会のなかで審議されるのは4月辺りからと予想ができます。

そうなるとケアプランの有料化は、はやくて2020年の9月ごろからと考えられます。これは、あくまでも予想ですが。

しかし政府は、その前年度となる2019年10月から消費税の引き上げを予定しています。もしかするとこの影響で先送りになる可能性も考えられます。

実は政府がケアプランの有料化について検討をはじめたのは、2011年だったのです。このまま2020年に可決されれば、政府としては9年越しの案件になるのです。

<ケアプランの有料化、メリットとデメリット>

実際、ケアプランの有料化が本格的にスタートするのは2〜3年先と考えられます。
そこで今回の有料化の発表の際に政府は、メリットとして「ケアプランの有料化は、いままで自立支援に関心が薄かった利用者本人と家族の方が真剣に介護のことを考えるようになる。そしてこれによって要介護が改善し介護保険料の抑制になる」と理由をつけています。

そこで、ケアプランの有料化がはじまったときに考えられるメリットとデメリットについて、政府とは別にいろいろなサイトからまとめてみました。

<メリット>
・自立するために、利用者だけでなく家族も協力するようになる
・ケアマネジャーさんとのコミュニケーションがより良くなる
・利用者本人と家族が介護サービスに興味をもつことで、受けたい介護サービスを
 提案することができるようになる

<デメリット>
・経済的負担が増える
・ケアプランを自己作成する人が増え、自立支援の質が低下する
・自立支援より介護施設が友達との集いの場になってします。

ケアプランの有料化にはまだまだメリットとデメリットがありますが、実際にスタートしないと不明な点が多いのです。また政府は、ここに別の法案を付け加えることも考えられます。

結局、ケアプランの有料化についてはみなさんがどのようにうまく使うかが課題となるのです。

<まとめ>

ケアプランの有料化は、少しでも介護費用を抑えるための政府の施策になります。政府の目的は、だれでも考えらるものです。
政府は財政赤字を少しでも減らすために、きっとタイミングよくケアプランの有料化うを国会で可決させるはずです。そのときになってから慌てるのではなく、いまからこのような話しをケアマネージャーさんとして、日頃のケアプランの内容をしっかりと話し合えばよいのです。
でもちょっと痛い出費になります。

だからこれからの政府の動向にも注目しましょう。

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