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【要介護認定の有効期間とは!絶対に忘れてはいけない更新手続き】
2018年02月17日

介護保険を利用するには要介護認定の取得が必須となります。
また要介護認定には有効期限がありその都度更新していきます。

ところで要介護認定の通知が届いたとき、ケアマネージャーさんから認定の有効期間と更新手続きについて説明を受けているはずですが、その内容を覚えていますか。

「はい、覚えています」と答えられる方は素晴らしいです。
でも「覚えていません。そんな説明がありましたか」と答える方もいるはずです。
これは要介護認定通知が届いたときの状況からすると、覚えていないのは当然かもしれません。
なぜなら通知が届いたときは要介護度の方に気持ちが集中し、その他の方には頭が回らないからです。

でも安心してください。
介護保険被保険者証には要介護認定の有効期間が記載されているからです。
このこと、ご存知でしたか?
もしご存知でなければ、ぜひ一度ご覧になってみては如何ですか。

ところで実際の介護現場ではどうなっているのでしょうか。
介護認定の有効期間について、利用者やご家族に質問してみると「ケマネージャーに任してありますから大丈夫です」「市役所の方が教えてくれるから大丈夫です」など他人任せの答えがけっこうあるのです。

このためでしょうか。
稀に有効期間を過ぎてしまい、介護保険が利用できない方がいるのです。
実は介護認定の更新手続きからは、原則ご本人かご家族が市区町村の窓口にいきます。
ケアマネージャーさんは代理のサービスです。
そこでこの原則に基づき、ご本人やご家族が介護認定の有効期限を忘れないためにどのような工夫ができるか紹介します。


『要介護認定の有効期間とは』

介護保険は健康保険と違い認定を受けた要介護度によってサービス内容費用が異なります。
また介護は状態が良くなったり悪くなったりすることもあり、その度に要介護度がかわります。そのため個々に有効期間が付いています。

有効期間は新しい要介護度になった方には原則6ヶ月ですが、市町村がその方の介護状態から判断して最長12ヶ月の間で決めることができます。つまり新しい要介護度を受けると12ヶ月の有効期間になることがあるのです。

要介護度が変わらない状態で介護認定の更新を受けると次の有効期間は原則12ヶ月ですが、市町村がその方の介護状態から判断して最長24ヶ月までの間で決めることができます。つまり2年後の更新になるのです。

『平成30年介護保険法改定より有効期間が延びます』

平成30年介護保険法改定より、要介護認定の有効期間が24ヶ月から36ヶ月へ変わります。有効期間が3年の方が出るのです。
これでは自動車免許の更新といっしょです。

理由は認定時の事務手続きを減らすためです。その裏付けをするために「新規認定」「要介護度の変更認定」「変更なし認定」の3群に分けて、更新後の要介護度の変化について政府は調査をしました。その結果、36ヶ月後に最初に認定を受けた要介護度から変化のない方が4割もいたのです。これが理由となり有効期間に3年が登場することになりました。

『要介護認定の更新を忘れないための方法』

今後も高齢化社会が進み介護保険を利用する方が増えていきます。その影響で介護認定の新規や更新を受ける方が増え、事務処理の数が増加します。これを軽減するために政府は認定の回数を減らす目的で有効期間の最長を3年にしました。

このような状況になると、どうしても介護認定の更新を忘れる方が増えてくるのではないでしょうか。
市区町村の対策は、今まで通り要介護認定が切れる60日前に「更新のお知らせ通知」を自宅へ通知を郵送するだけで変わらないのです。でも郵便物の中から見落とすケースもあります。当然、ケアマネージャーさんからも通知されます。

しかし更新手続きを忘れると、介護認定が切れ100%自己負担になります。
このような時は早急に市区町村の窓口へ申請することです。介護認定は申請日まで遡れます。

◉介護認定の更新を忘れないための方法
① 新しい介護保険被保険者証が届いたときは、必ず内容を確認すること
② 有効期間が長い場合、翌々年、翌年、今年の順にカレンダーに有効期間を書くこと
③ 年4回は介護保険被保険者証で有効期間を確認すること
④ 訪問リハビリ、訪問マッサージ、訪問介護などの担当者とは1対1となるため、忘れないように更新手続きの話題を心掛けること
⑤ 月1回のケアマネージャーさんが訪問時に更新手続きの話題とすること

ここに提案して方法は一部です。
更新による介護認定を忘れることは、ご本人とご家族の自己責任になります。
できるだけ他人任せにせず、ご自身に合った対策法を考えてください。

『更新手続きに必要な書類』

・介護保険被保険者証
・更新認定申請書
・マイナンバー
・印鑑
・身分証明書
・健康保険被保険者証

詳しいことはお住いの市区町村にある介護福祉課などに相談してください。

『まとめ』
介護保険を利用するときの介護認定には更新があります。有効期間は3ヶ月〜36ヶ月と幅広いです。この介護認定の更新をしないと100%自己負担になります。だから有効期間を忘れないための対策を打つことが大切です。カレンダーを利用する、介護保険被保険者証を定期的に見るなど工夫をすれば解決できます。この対策の基本は他人任せにしないことです。これは認知機能の訓練にもなるのではないでしょうか。

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